【まとめて比較】キュレオとスクラッチの違い|選ぶならどっちがおすすめ?
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それぞれの違い|キュレオ詳細|スクラッチ詳細
- キュレオとスクラッチは同じように見えるけど何が違うの?
- キュレオとスクラッチの違いが詳しく知りたい
- 子どもにプログラミングを学ぶにはどっちがおすすめ?
スクラッチやキュレオはプログラミング学習をしてみたい人が必ず目にするほど有名なプログラミング学習の方法です。
パッと見た印象ではどちらも同じようなことをやっているように見えるため、多くの方が違いがわからないでしょう。
ですが、キュレオとスクラッチは学習環境が全然違っており、違いを知らないまま進めてしまうと後悔してしまうこともあるでしょう。
この記事ではキュレオとスクラッチの違いがよく分かるように解説をしました。
- 項目別で見るキュレオとスクラッチの違い
- キュレオとスクラッチの詳細
- キュレオがおすすめな理由
本記事を読むことで、それぞれの違いを理解してどのようにプログラミング学習を進めるとよいかわかるようになります。
キュレオとスクラッチはプログラミングでできることは変わりませんが、キュレオはスクラッチの機能に、学びやすさをプラスした学習システムです。
無料で利用できるスクラッチは魅力的ですが、学習の成果を優先するならキュレオで学ぶのがおすすめです。
プログラミングでできることは同じだけど、学んでいく環境がキュレオのほうが整っています。
みのる
✓この記事を書いた人
エンジニアの会社員で2児のパパ
体験・リサーチした教室は40校
プログラミング教育を実践中
教室、ロボット、おもちゃなどを利用
息子はヒカキンよりイーロン・マスクが好き
\40校のプログラミング教室を調査!/
✓この記事を書いた人
みのる
エンジニアの会社員で2児のパパ
体験・リサーチした教室は40校
プログラミング教育を実践中
教室、ロボット、おもちゃなどを利用
息子はヒカキンよりイーロン・マスク派
キュレオとスクラッチの違い
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それぞれの違い|キュレオ詳細|スクラッチ詳細
項目 | キュレオ | スクラッチ |
---|---|---|
対象年齢 | 小2~(7歳~) | 小3~(8歳~) |
料金 | 入会金:なし 初期費用:なし 月謝:¥9,900 | 無料 |
学び方 | 学習カリキュラム 課題の解説動画 講師の説明 | チュートリアル動画 |
自由度 | 最初は制限がある 学習を進めると できることが増える | 最初から全ての コンテンツが利用可能 |
質問できる 環境 | 教室の先生に質問できる | 質問できるところがない 親が質問に答える |
学習内容 | 学習用プログラミング言語 JavaScript | 学習用プログラミング言語 |
その他の機能 | タイピング練習 進捗管理システム | プログラムのシェア機能 |
キュレオとスクラッチの違いをまとめるとこのような違いがあります。
よく比較されるこの2つには大きな違いがあります。
- スクラッチは学習用のプログラミング言語
- キュレオはスクラッチにカリキュラムとサポートがついたプログラミング教室
スクラッチは学習するための教材のみであり、キュレオはスクラッチをベースとしたプログラミング教室というところです。
キュレオで使用する教材もQUREO(キュレオ)というためよく比べられますが、この教材を使うためにはキュレオへの入会が必要になります。
それぞれの違いを詳しく見て言ってみましょう。
対象年齢
キュレオ | スクラッチ |
小2~(7歳~) | 小3~(8歳~) |
対象年齢はキュレオのほうが1年早くなっています。
どちらも利用する学習用プログラミングの内容は同じですが、わかりやすい説明や学習用のカリキュラムが整っているため、キュレオのほうが1年早くから始められます。
プログラミング学習は年齢が低いうちから始めるほうが効果的と言われているので、1年でも大きな差になるでしょう。
学べる内容は同じですが、学べる環境が良いのでキュレオのほうが早くから始められます。
料金
キュレオ | スクラッチ |
入会金:なし 初期費用:なし 月謝:¥9,900 | 無料 |
スクラッチはパソコンさえあれば誰でも無料で使える学習用ツールです。
キュレオはプログラミング教室に入会して利用するサービスなので、キュレオに入会する費用がかかります。
スクラッチは無料で使えますが、プログラミング学習に慣れていない人が使うには難易度が高く、スクラッチで学ぶにはサポートしてもらえる環境があったほうが良いです。
その場合、スクラッチを扱っているプログラミング教室を利用することになりますが、教室を利用するなら、キュレオを利用するほうがおすすめです。
スクラッチは無料で使えるサービスですが、初心者がスクラッチだけで学ぶのは難しいです。
学び方
キュレオ | スクラッチ |
学習カリキュラム 課題の解説動画 講師の説明 | チュートリアル動画 |
キュレオとスクラッチの学び方は違ってきます。それぞれの教材の学び方を詳しく見て言ってみましょう。
キュレオのカリキュラム
キュレオの学び方はプロが監修したカリキュラムに沿ってオリジナル教材で進めていく形となります。
各課題の解説動画も用意されているため、誰でもスムーズな学習ができるところがポイントです。
最初は初心者でもできる簡単な課題から始まり、最終的には本格的なプログラミングができるような内容となっています。
また、プログラミング検定の内容にも沿っているカリキュラムなので、学んでいくことで検定合格も目指せます。
プログラミング検定について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
>>【小学生向け】プログラミング検定に挑戦する前に知っておくべき種類と難易度
スクラッチの学び方
スクラッチはプログラミング学習のための教材ですが、決まったカリキュラムがないため、自分で学びたいことを探さないといけないところがデメリットです。
使い方や操作方法などを説明してくれるチュートリアルはありますが、それだけで学習を進めるのは厳しく、親がしっかりサポートする必要があります。
スクラッチを使ったプログラミング教室で教えてもらうという方法もありますが、同じように教室を利用するのであれば、キュレオの方がおすすめです。
スクラッチはチュートリアルを見て自分でやることを探さないといけないので、学習の難易度が高いです。
自由度
キュレオ | スクラッチ |
最初は制限がある 学習を進めるとできることが増える | 最初から全ての コンテンツが利用可能 |
スクラッチは最初からすべてのコンテンツが使えるため、教材の自由度で言えばスクラッチのほうが自由度が高いと言えます
キュレオは最初はできることが限られており、学習を進めるとできることが増えていく仕組みとなっています。
キュレオでの学習を進めて、全てのコンテンツが使えるようになったら、スクラッチと変わらない自由度があるため、最終的にできることは変わらないようになっています。
スクラッチは最初いろいろできるところが良さそうに思えますが、初心者が使いこなすのは難しく、かえって混乱してしまう可能性があります。
キュレオは学びのレベルに合わせてできることが増えていくシステムです。
質問できる環境
キュレオ | スクラッチ |
教室の先生に質問できる | 質問できるところがない 親が質問に答える |
キュレオは通って学べる教室があるため、困ったことがあっても先生に質問できる環境が整っています。
スクラッチではわからないところがあっても質問できるところがなく、親が質問に答える必要があります。
スクラッチの内容について質問をしたい場合は、キュレオと同じようにスクラッチを使っているプログラミング教室を利用する必要があります。
ですが、同じプログラミング教室を利用するのであれば、キュレオを利用するほうがおすすめです。
キュレオならわからないところも質問できる環境があって安心です。
学習内容
キュレオ | スクラッチ |
学習用プログラミング言語 JavaScript | 学習用プログラミング言語 |
キュレオとスクラッチはどちらも学習用プログラミング言語を使って学びます。
扱うソフトが違うため使い方や見た目に違いはありますが、できることはほぼ同じ。
キュレオの方が日本の会社がスクラッチを利用して学べるように開発したソフトなので、使いやすさではスクラッチよりも良いでしょう。
スクラッチは海外で利用されているソフトを日本語に変換しているため、ところどころ言葉がおかしなところがあります。
また、キュレオでは学習を進めると最終的に本格的なコードを書くプログラミングまでステップアップできるので、プログラミングを将来に活かしたい人にはおすすめです。
キュレオもスクラッチも学習用プログラミング言語が学べます。
その他の機能
キュレオ | スクラッチ |
タイピング練習 進捗管理システム | プログラムのシェア機能 |
キュレオのタイピング練習
キュレオの学習システムQUREO(キュレオ)にはプログラミング学習だけでなく、タイピング練習もできます。
パソコンを使うのが始めての子どもでもレベル別にタイピングが練習できるようになっています。
タイピングに重要な「速さ」と「正確さ」に対して採点してくれるので、目指す目標も見つけやすいです。
タイピングはパソコンを使うなら早くなっておきたいですね
キュレオの進捗管理システム
スクラッチでは子どもの学習状況がわかりやすく管理できるシステムがあるため、親が確認したいときも人目でわかるようになっています。
子どもの学習状況が確認できると成長を実感できます。
スクラッチの機能
スクラッチは世界中の人が利用している学習システムで、自分で作ったプログラムをSNSのように公開できる仕組みがあります。
自分で作ったプログラムを他の人がいいねしてくれたりするので、プログラミングを学ぶモチベーションをあげてくれます。
また、他の人のプログラムも見られるので、参考にしてもっとすごいプログラムづくりに挑戦できます。
自分の作ったプログラムを見てもらえるとやる気が出ます。
キュレオを詳しく知ろう
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それぞれの違い|キュレオ詳細|スクラッチ詳細
キュレオはIT系の企業で有名なサイバーエージェントグループが運営する、小学校低学年から始められるプログラミング教室です。
入会金、教材費がなく、月謝が安いと料金が他のプログラミング教室と比べてもかなりお得で人気です。
キュレオは0からはじめて2~3年で本格的なプログラミングの基礎が学べるカリキュラムがよう入れています。
- 課題となる内容がゲームのようで楽しい
- 課題が420種類と豊富
- キャラクラーが可愛い
教室数 | 全国に3,200教室以上 |
運営会社 | サイバーエージェントグループ 株式会社キュレオ |
入会費 | 無料 |
教材費 | 無料 |
月謝 | ¥9,900 教室によって違うことがあります |
授業回数 | 60分×4回/月 |
講座の種類 | ・初級コース ・中級コース |
対象年齢 | 小1以上 小2以上が推奨 |
教材 | ・教育版マインクラフト ・プログラミング教材ソフト QUREO(キュレオ) ・JavaScript |
身につく力 | ・プログラミング基礎 ・論理的思考 ・想像力、創造力 ・問題解決力 ・タイピングスキル |
メリット | ・料金が比較的安い ・教室数が多くて通いやすい ・大手ならではの学習システム ・学習サポートの安心感が抜群 |
デメリット | ・ロボットを使った授業はない |
課題となる内容がゲームのようで楽しい
キュレオの学習システムでは、仮想都市を舞台としたストーリーに沿ってプログラミング学習を進めていきます。
仮想都市に発生しているバグを直していくことで、プログラミングのスキルが身についていきます。
子どもが興味を持ちやすいゲームのような内容になっており、楽しんで学べるところがおすすめのポイントです。
また、スクラッチは海外のソフトですが、それをベースに日本の会社がキュレオを作っているので、日本人に理解しやすくなっているのも嬉しいところ。
子どもが楽しんで学んでくれるので、学習効率がとても良いです。
課題が420種類と豊富
キュレオにはプログラミングを学ぶための課題が420も用意されています。
最初は簡単な内容からですが、学習を進めていくとより難しい仕組みを使って、プログラミングを行います。
できることを少しずつ広げていける段階的な学びのため、途中で分からなくて挫折することもほとんどありません。
誰でもプログラミングスキルが身につき、学び続けることで最終的には本格的なプログラミング言語のJavaScriptも使いこなせるようになるでしょう。
段階的に学んでいける課題が充実していて、誰でもちゃんとスキルが身につきます。
キャラクターが可愛い
キュレオはメインキャラクターのアルゴの他にたくさんのキャラクターが登場します。
課題のステージを進めていくことで、少しずつ新しいキャラクターが開放されていく仕組となっています。
どんどん増えていくキャラクターがあることで学習の達成感を感じられ、もっと進めたいというモチベーションを保つのにも役立っています。
難しい課題ほど、かっこいいキャラクターやかわいいキャラクターが開放されるので、楽しみながら学習を進められる良いシステムです。
学習に楽しみをプラスしてくれるキャラクターがいるとやる気も出やすいです。
スクラッチを詳しく知ろう
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それぞれの違い|キュレオ詳細|スクラッチ詳細
スクラッチはアメリカのマサチューセッツ工科大学のメディアラボで開発された子どもの学習用プログラミング言語です。
スクラッチは日本でも使えるように日本語化され、ひらがなや漢字や数字で書いている指示ブロックを繋げるだけでプログラミングができます。
小学生がプログラミングを学ぶための学習用プログラミング言語はほとんどスクラッチをベースとしているほど、有名な教材です。
- 操作が簡単で子どもにも扱いやすい
- パソコンやタブレットがあれば、無料で使える
- ゲームで楽しめるため、子どもが興味を持ちやすい
- 作った作品を公開できる
- 本格的なプログラミングの基礎ができる
スクラッチ自体はプログラミング学習にとても役に立つ教材ですが、もともとが海外のソフトのため、日本語としてわかりにくいところが多くあります。
学習を進めるためのカリキュラムもないことから、初心者が最初から扱うにはハードルの高い教材となっています。
スクラッチについて詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
>>スクラッチとは?無料で簡単に学べる子ども向けプログラミング教材|できることや始め方を解説
全世界で利用されるプログラミン学習のための教材がスクラッチです。
キュレオとスクラッチの違いまとめ
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それぞれの違い|キュレオ詳細|スクラッチ詳細
項目 | キュレオ | スクラッチ |
対象年齢 | 小2~(7歳~) | 小3~(8歳~) |
料金 | 入会金:なし 初期費用:なし 月謝:¥9,900 | 無料 |
学び方 | 学習カリキュラム 課題の解説動画 講師の説明 | チュートリアル動画 |
自由度 | 最初は制限がある 学習を進めると できることが増える | 最初から全ての コンテンツが利用可能 |
質問できる 環境 | 教室の先生に質問できる | 質問できるところがない 親が質問に答える |
学習内容 | 学習用プログラミング言語 JavaScript | 学習用プログラミング言語 |
その他の機能 | タイピング練習 進捗管理システム | プログラムのシェア機能 |
キュレオとスクラッチの一番の違いは学習する環境の違いにあります。
スクラッチは学習用プログラミング言語という教材のみといった感じで、キュレオは教材を使って学べる教室といった感じの違いがあります。
キュレオではスクラッチを使って学びますが、教えてくれる先生や子どもが学びやすい環境を整えてくれています。
スクラッチは料金こそ無料で使えますが、教材があるだけでは学んでいくのには難しいため、スクラッチだけで学ぶのはおすすめできません。
教室を利用して学ぶのがおすすめですが、教室を利用するならキュレオは一番おすすめの教室なので、ぜひ検討してみてください。
これから学ぶなら教室を利用するほうが、子どもの能力も確実に成長します。