「辞めたい!」は成長のサイン?習い事を続けるか辞めるかの最適な対処法と親の心構え
- 子どもが習い事を辞めたいと言って困ってる
- 辞めたいという理由って何がある?
- 辞めたいと言う子にはどうすればいいの?
最近「習い事を辞めたい」と言い出して、その対処に困っている親は多いのではないでしょうか。
子どもの成長や将来を考えて始めた習い事。
突然「辞めたい」と言われると驚きと不安が入り混じった気持ちになってしまいます。
しかし、子どもが習い事を辞めたいというのはよくあることでもあります。
この記事では子どもが習い事を辞めたいと言ったときの対処法を詳しく解説します。
- 習い事を辞めたいという理由
- 理由ごとの対処方法
- 子どもが辞めたいというときの親の心構え
親としては、頭を悩ませるところですが、子どもの「辞めたい」という気持ちには深い理由が隠れていることもあります。
子どもの気持ちを理解し適切に対応することで、子どもとの信頼関係を深められるでしょう。
習い事が子どもの健全な成長のサポートになるように、親として適切な対応を知っておきましょう。
習い事が辞めたくなるのは子も親も同じ。
みのる
✓この記事を書いた人
エンジニアの会社員で2児のパパ
体験・リサーチした教室は40校
プログラミング教育を実践中
教室、ロボット、おもちゃなどを利用
息子はヒカキンよりイーロン・マスクが好き
\40校のプログラミング教室を調査!/
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習い事を辞めたいという理由を理解しよう
子どもが習い事を辞めたいと言ったとき、その理由を理解することは、適切な対処をするために必ずやるべきことです。
子どもの本当の気持ちを探り、適切な対応を取るためのステップを詳しく解説していきましょう。
辞めたいって言う理由はありますよね。
まずは子どもの話をしっかり聞く
子どもが習い事を辞めたいと言ったとき、最初やるべき重要なことがあります。
それは子どもの話に耳を傾けることです。
少なくとも理由をしっかりと聞いてあげる姿勢を見せてあげましょう。
子どもは習い事を辞めたいと言うことがダメなことだと思っています。
そのため子どもは気持ちを素直に表現できないことが多いです。
正しく子どもの気持ちを聞き取るのは思ってる以上に難しいので、しっかり聞くということが大事です。
大きな問題を抱えていないか子どもの様子はよく見てあげてください。
具体的な聞き方のポイント
子どもが言いづらいと感じている辞めたい理由をうまく聞き出すためには、いくつかポイントがあります。
- 共感を示す
- 最後まで聞く
- オープンクエスチョンをする
習い事を辞めたい理由を聞くときは
「それは大変だったね」「そう感じたんだね」
といった共感の言葉を使って、子どもが安心して話せる環境を作りましょう。
子どもが理由を話してくれたら中断せず最後まで聞くことに専念してあげてください。
子どもが話を終えたら、次はこちらから聞きたいことをオープンクエスチョンで聞いてあげましょう。
例えば、「どうして辞めたいと思ったの?」と尋ねることで、子どもが自分の言葉で理由を話しやすくなります。
子どもは気持ちをうまく言葉にできないことがあるから聞き方は大事ですよね。
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習い事を辞めたい理由の具体例
子どもが習い事を辞めたくなる理由にはこれらがあります。
それぞれの理由を詳しく見ていってみましょう。
成長を実感できなくなった
習い事を始めたばかりの頃は初めてのことばかりで、どんどん新しいことを覚えて上達が早く感じられます。
ても、次第に進歩するまでにかかる時間と努力が多くなっていきます。
成長している感がなくなるとつまらなくなりますよね。
これはどんな習い事でも感じることですが、いつか壁にぶつかるときはやってくるもの。
前に進めなくなるとモチベーションを失いやすく、辞めたいと感じるようになります。
つまらなくても努力できないと続けられないですね。
先生や友達との人間関係
習い事での人間関係も、子どもがめんどくさいと感じるに大きな原因になります。
習い事の先生の接し方や雰囲気が苦手という子もよくいます。
一緒に学ぶ友達との人間関係がありますが、仲良くなれなかったり、仲は良いけれど合わせるのが疲れるといった疲れもあるでしょう。
先生や友達との関係がうまくいっていないとき、子どもは習い事に行くのがめんどくさいと思ってしまいます。
子どもとはいえ人間関係に困ることはありますよね。
興味がなくなってしまった
始めるときはあんなにやりたいと言っていた習い事。
なのに、時間が経つにつれて興味がなくなってくることもあります。
この前まであんなに好きだったのにどうしたの?ってなります。
子どもが成長するにつれてに興味があることが変わるのは普通のこと。
そのため、飽きてくるのは仕方ない部分だとは思います。
興味がなくなった習い事を続けるのは子どもにとって苦痛であり、辞めたいと感じる原因になります。
興味が移ってしまったら、もう戻らないことがほとんど。
時間がなくて忙しい
今の子どもたちは学校の他にいくつも習い事をしている子も少なくありません。
友だちと遊んだり、休んだりする時間もちゃんと取らないといけないため、時間が足りなくなってきます。
スケジュールがいっぱいになるとやりたいことができなくなり。忙しくて辞めたいと感じるようになるでしょう。
他のことをやる時間が足りなくなると嫌なのもわかります。
周りの子についていけない
習い事では同じことを習っている友達とどうしても比べてしまう場面がよくあります。
他の子と比べないでいられたら良いのですが、やっぱり気になってしまうもの。
他の子よりもうまくできないと感じると、劣等感やストレスを感じてしまうでしょう。
ストレスを避けたい気持ちが、習い事を辞めたいと感じてしまう原因になっています。
人と比べないのは大人でも難しいです。
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習い事を辞めたがる子の対処法
子どもが習い事を辞めたくなる理由にはこれらがあります。
それぞれの理由を詳しく見ていってみましょう。
すぐに辞めるより、対処法も知っておきたいですね。
クラスや先生を変える
習い事を辞めたいという理由が人間関係ということもよくあります。
習い事の先生の接し方や雰囲気が苦手だったり、一緒に学ぶ友達と仲良くなれないと辞めたくなくなる気持ちもよくわかります。
先生や友達との関係がうまくいっていないときは、担当している先生やクラスを変えてもらったりして、環境を変えてあげましょう。
ただし、子どもには子どもの解決のやり方がある場合もあります。
必要以上に関わるのも辞めておいたほうが良いです。
子どもの様子をよく見て、親が入ってでも改善してあげるべきか判断してみてください。
子どもとはいえ人間関係に困ることはありますよね。
短期間休ませてみる
どうしても習い事を辞めたいという場合は、一旦休むことを検討してみてください。
習い事はお金もかけてきたため、辞めてしまうのはもったいなく感じてしまうでしょう。
しかし、もったいないからといって、辞めたがっているのに続けても良い結果にはなりません。
辞めたい理由を聞いてあげて、今は行く気になれないのであれば、しばらくお休みしてみてください。
無理に行かせると、かえってストレスが増えるだけになります。
無理に行かせるくらいなら、思い切って休むのもいいですね。
習い事を変えてみる
今の習い事がつまらなくなってしまったり、負担が大きくて辞めたいと言っている場合もあります。
そういったときは、負担の少ない別の習い事を探してみるのも対処法の一つです。
- 習い事の教室までが遠い
- 習い事の時間が長い
- 習い事の回数が多い
負担の大きな原因がだとわかったら、それを解消できる習い事に切り替えてみるとよいでしょう。
切り替えるときには同じ習い事にこだわらず、これをきっかけに違った習い事を探すのもおすすめです。
新たに子どもの興味を引くものを見つけられるかもしれません。
長くやってると変えづらいけど、切り替えは大事だよね。
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辞めたいと言われたときの親の心構え
子どもが急に習い事をやめたいと言ってくると、親としてはどうしていいか困ってしまうでしょう。
いざというときにも焦らないように、親としてどのように習い事に向き合うか知っておくことが大切です。
親として大事な心構えを紹介します。
辞めても辞めグセはつかない
多くの親が心配するのは、「一度辞めたら、またすぐに他のことも辞めてしまうのではないか」という「辞めグセ」が付いてしまわないか問題です。
しかし、教育の専門家の意見でも、習い事を辞めるときに辞めクセの心配する必要はないと言われています。
無理やり続けさせることは逆効果で、子どもの自信や意欲を損なう可能性があります。
辞めたい気持ちを無視してしまうと成長に悪影響を及ぼすので、むしろ早めに辞める方がいいでしょう。
習い事をやめても辞めクセはつかないのね
子どもの気持ちを尊重する
子どもの辞めたい気持ちを尊重することは、親子関係を強化するために必要なことです。
子どもはまだうまく気持ちを表現できませんが、頑張って表現した気持ちが尊重される経験は、自己肯定感を高める効果があります。
辞める決断も子どもの成長にとって意味のある経験となります。
子どもが辞めたい理由を聞いた上で、他の選択肢を一緒に考えることも大切です。
例えば、別の習い事を試してみる、スケジュールを調整するなど、子どもに合った解決策を提案してみるのも良いでしょう。。
子どもの気持ちを尊重してあげるとまっすぐ成長してくれます。
無理やり続けさせない
習い事を辞めたがっているのに無理やり行かせるのは、絶対にやめてあげてください。
習い事に辞めたいと言うことが良くないのは、子ども自身でもわかっています。
それでも辞めたいと口に出してしまうのは、自分ではどうにもできない悩みを持っているから。
その辞めたい気持ちを無視して、強制的に続けさせると子どもの弱っている心にさらに負担を増やすことになります。
子どもの気持ちを受け止めてあげて、辞めたいと言う子の対処法を考えましょう。
辞めたいのに無理やり行かせると、親への信頼感がなくなります。
他の子と比較しない
習い事ではついつい他の子と比較してしまうこともありますが、比較することは子どもに悪影響をおよぼします。
- 自分の努力を認めてもらえない
- ストレスやプレッシャーが大きくなる
- 他人と比較するクセが付く
- 親への信頼感がなくなる
他の子と比べて人よりも劣っていると感じると努力する意欲はなくなります。
習い事だけに限らず生活の全てで努力できなくなることにもなり、子どもの人生が大きく歪むことも、、、
大きなストレスによって心理的な負担も増え、メンタルを病む子も少なくありません。
ついついやりがちな比べるという行為ですが、子どもの成長には悪い影響ばかりなので注意しましょう。
親としては絶対にやらないほうがいいことですね。
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習い事を辞めたいまとめ
- 辞めたいという子から理由を聞き出そう
- 辞めたくなる主な理由は5つ
- すぐに辞めるより対処してみよう
- 習い事はいつか辞めるもの
子どもが習い事を始めたら、いつかは習い事を辞める時が来ます。
子どもが辞めたいと言ったとき、辞めるときがやってきたのかもしれません。
習い事を辞めたいと言われたときはまず、子どもの話を丁寧に聞き、辞めたい理由を深掘りしてあげてください。
その理由を理解してあげて、適切な対処をすることが大切です。
具体的な対処法としては
- 先生やクラスを変える
- スケジュールの見直し
- 新しい習い事の検討
- 一時的な休会
などの対処法がおすすめです。
親としては辞めずに続けてほしいと思っていても、子どもの気持ちを尊重してあげましょう。
子どもは気持ちが尊重されることで、自己判断力や責任感が身につき、健全に成長していきます。
習い事を辞めるにしても続けるにしても、長期的な視点で子どもの成長を考えてサポートしてあげることで、子どもが自信を持って判断できるようになるでしょう。
習い事を辞めるにしても、子どもの成長に役立つ辞め方をしたいですね。