【どっちがいい?】パソコンVSタブレット|子どもに与えるべきなのは?小学生からITを学ぼう
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結論はパソコン|パソコンの特徴|タブレットの特徴
身につく力|学ぶメリット|始め方|まとめ
- 子どもにはパソコンかタブレットのどちらがいい?
- パソコンとタブレットのメリット・デメリットは?
- 与えるなら子どもの成長にプラスにしたい
10年前からは考えられないほど技術が進歩し、幼児のころからパソコンやタブレットを使うのが当たり前な時代になってきました。
子どもにも電子機器を使いこなせるように、パソコンやタブレットを買い与える家庭が増えています。
ですが、ハマりやすいものだからこそ与える側の親は慎重になりますが、子どもの成長にプラスになるような使い方はしたいでしょう。
そこで今回はパソコンかタブレット、どちらを子どもに与えるべきか詳しく解説していきます。
- パソコンとタブレットどちらを与えるほうが良いか
- パソコンとタブレットのメリット・デメリット
- 買った機器でプログラミングを学んでみよう
この記事を読むことで、子どもにどちらを買い与える方が良いかわかります。
また、パソコンやタブレットを使って子どもに学んでもらうならプログラミングがおすすめです。
プログラミング学習の良さについても合わせて解説していきます。
デジタルが身近になった時代を生きていく子どもたちに、有利になるものは積極的に取り入れていきましょう。
パソコンやタブレットは使いこなせないと時代に乗り遅れます。
みのる
✓この記事を書いた人
エンジニアの会社員で2児のパパ
体験・リサーチした教室は40校
プログラミング教育を実践中
教室、ロボット、おもちゃなどを利用
息子はヒカキンよりイーロン・マスクが好き
\40校のプログラミング教室を調査!/
✓この記事を書いた人
みのる
エンジニアの会社員で2児のパパ
体験・リサーチした教室は40校
プログラミング教育を実践中
教室、ロボット、おもちゃなどを利用
息子はヒカキンよりイーロン・マスク派
結論、子どもにはタブレットよりパソコンが良い
子どもにパソコンかタブレットのどちらを購入するか迷ったときには、パソコンを選ぶのがおすすめです。
タブレットは直感的に使用できて子どもでも扱いやすいですが、できることの幅がパソコンと比べてかなり狭くなります。
タブレットの利用する目的が決まっていて、決まったことをやるだけのツールとして便利です。
ですが、タブレットと同じことはもちろんパソコンでもできるため、他にも色々使ってみたいのであれば、パソコンにしましょう。
- タブレットはすでにあるコンテンツを使う消費側
- パソコンは新しいものを生み出すことができる生産側
また、パソコンとタブレットはそれぞれこのような特徴があるため、子どもの創造性を活かすためにはパソコンのほうが良いと言えます。
せっかく買うなら幅広いことができるパソコンがおすすめ。
パソコンよりタブレットの方が良い場合
小学校低学年よりも低い年齢での利用ではパソコンの扱いが難しいこともあります。
特に幼児のうちから知育ツールとして使いたいなど、低年齢のうちからの利用を目的としているのであれば、タブレットの方が効果的だと言えます。
また、小学校低学年以上の場合でもタブレットを使ってやることが決まっており、それ以外の使い方を求めていないなど、限定した使い方の場合にはタブレットでも良いと思います。
できることを制限があっても良い場合には、タブレットを選ぶ方がいい場合もあるでしょう。
使う目的が決まっていて他に目的がないならタブレットでも良いですね。
タブレットを購入するならやっぱりiPadがおすすめです。
学習に使うソフトがiPadにしか対応していないこともよくあるため、子どもが使うならiPad以外は考えられません。
子ども用にパソコンを買うメリット・デメリット
子どもにパソコンを買った場合のメリット・デメリットは次のようになっています。
子ども用にパソコンを買うメリットとデメリットはこのようになっています。
タブレットよりも料金は高くなりますが、6万円以下でも十分に使える性能のものは見つかります。
こちらから子ども用に安価で買えるパソコンが比較サイトで見られるので参考にしてみてください。
タブレットよりも扱いの難しさはありますが、子どもの成長力は驚くもので、案外気にしなくてもいつの間にか使えるようになります。
もし使いこなせないかもしれないと心配なのであれば、料金は高くパソコンとタブレット一体になった2in1タイプもあります。
将来、プログラマーを目指すなど、本格的にプログラミングを使いこなせるようになって欲しい場合はパソコンが必須となるでしょう。
それほど高くないパソコンならタブレットと同じくらいの値段で買えます。
子ども用にタブレットを買うメリット・デメリット
子どもにタブレットを買った場合のメリット・デメリットは次のようになっています。
一言で言ってしまうとタブレットの特徴は扱いやすくしたパソコンです。
扱いやすいなら良いと思うかも知れませんが、言い方を変えると子ども向けのパソコンといった感じで、できることは全然違ってきます。
それでも学習に使えるアプリなどは充実しているので、そこまでの自由度や生産性をもとめないのであれば、タブレットもありだと思います。
プログラミングを学ぶ上でも、本格的にプログラミングをやるのではなく、基礎学力を鍛えるプログラミング的思考を身につけたいだけであればタブレットで十分でしょう。
タブレットは使いやすいですが、簡易的なパソコンみたいなものでできることが限られます。
タブレットでもプログラミング教育はできる
最近、小学校でもプログラミングが必修化され、プログラミング教育をやってみようという方が増えてきています。
プログラミングと聞くとパソコンを使ってコードを書くようなイメージですが、プログラミング教育はそういった内容ではありません。
- 論理的思考力を伸ばす
- イメージする力(想像力)とそれを形にする力(創造力)が身につける
- 問題解決能力を身につける
- 情報活用能力が身につく
これらの力を身につけるプログラミング教育であれば、タブレットでも十分に学習できます。
プログラミングを学ぶ目的について詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
>>プログラミングを学ぶ目的はなに?子どもの将来に役立つ力を身につけよう
小学校で学ぶ教育レベルならタブレットでも問題なくできます。
プログラミングで身につく力
- プログラミング的思考ができるようになる
- 情報活用がうまくなる
- 質問力が身につく
- 計画性が身に付く
- 発想力が育つ
- イメージを表現できるようになる
プログラミング学習で一番身につけたい力はプログラミング的思考です。
プログラミング的思考はプログラミングを使わない勉強や仕事でも役に立つことがわかっています。
統計的にもプログラミングを学んだ子どもは学校の成績も高くなること証明されています。
プログラミング的思考以外にも身につく力がたくさんあるので、どんなことができるようになるのか詳しく知りたい方はこちらのページをどうぞ。
>>プログラミング的思考で子どもの将来が広がる【論理的思考との違いは?】
プログラミングはプログラムを書くだけじゃなくて、他にも身につく力がたくさんあります。
プログラミング教育のメリット・デメリット
プログラミング学習はメリットが多くあることから将来性の高いと言われています。
実際に習い事としてプログラミングを始める方は年々増加しており、今やそろばんや野球よりも人口が多くなってきています。
プログラマーは初任給から年収が高い。
そのうえ収入も実力次第でどんどん伸ばせます。
しかし、プログラミング学習にはメリットだけでなくもちろんデメリットもあります。
プログラミングのメリットやデメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しているので読んでみて下さい。
>>プログラミング教育の6つのメリットと3つのデメリット【人気が急上昇中の習い事】
プログラミング学習のメリット・デメリットが気になる方はぜひ知っておきましょう。
プログラミングの始め方
プログラミング学習を始めたい方は、まず子どもの年齢で始め方を選んでいきましょう。
年代別の | 学習方法 | 内容 |
---|---|---|
幼児~小学校低学年 | 自宅学習 | おもちゃや絵本を使う |
幼児~小学校高学年 | ロボットプログラミング | ブロックを組み立てる・動かす |
小学校低学年~中学生 | スクラッチプログラミング | 学習用プログラミング言語で学ぶ |
中学生~ | 実際に使用される プログラミングソフト | 本格的なプログラミングのコードを書く |
これらの学習方法を子どもの年齢やプログラミングスキルに合わせて使い分けていきます。
プログラミング学習の始め方について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>>プログラミング学習の始め方|年代別のおすすめな始め方を紹介
プログラミングは子どもの年齢によって始め方が変わってきます。
ロボットプログラミングとスクラッチプログラミングの違い
子ども向けのプログラミング教室は大きく分けてロボットとスクラッチがあります。
ロボットとスクラッチの違いがわからないという方も多いため、まずはこちらの表をご覧ください。
✓メリット
- 低い年齢から学べる
- ブロックは興味を持ちやすい
- 指先を動かすと脳が発達する
- スクラッチの基本も学べる
✓デメリット
- 教材を購入するのが高い
- 本格的なプログラミングに移行しにくい
✓メリット
- 読み書きができれば学べる
- 子どもが好きなゲームが題材
- スクラッチの応用まで学べる
- 本格的なプログラミングに移行しやすい
✓デメリット
- 机上のお勉強になりがち
- カリキュラムが選びにくい
ロボットとスクラッチのプログラミングの違いをもっと知りたい方は、こちらのページをご覧ください
>>【ロボットとスクラッチの違い】子どもに最適なプログラミングの学習方法は!?
子どもにはタブレットよりパソコンを与えよう
- できることの幅の広さを考えたらパソコンが良い
- 使う目的が決まっているならタブレットもあり
- 価格はタブレットのほうが安い
- 使いやすさならタブレットが良い
- パソコンも子どもはすぐ慣れる
- 小学校レベルのプログラミング教育ならタブレットでできる
- 本格的なプログラミングパソコンじゃないとできない
- タブレットは消費的、パソコンは創造的な面がある
パソコンとタブレットがどちらが良いかは使う目的や年齢などによって違ってきますが、子どものできることを制限しないためにはパソコンがおすすめです。
パソコンのほうが扱い方が難しかったり、価格も少し高めになるため少し抵抗があるかも知れませんが、タブレットで学んでからパソコンに移行しようと思うなら最初からパソコンにしておきましょう。
学習などに使うのであれば、タブレットでも小学生のうちは問題なくできますが、タブレットは子どもにとってパソコンよりも遊びに使いやすくなっています。
学習よりもついつい遊ぶ方ばかりになってしまいがちで、どこでもどんな姿勢でも使えてしまうため、タブレットの方が中毒性も高いです。
パソコンやタブレットの使い過ぎは良くないので、時間を区切りやすくするためにも持ち運び性が良くない面でもパソコンはおすすめです。
総合的に考えるとパソコンを買うほうがおすすめです。